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【災害時に備えて】液体ミルクと専用アタッチメント(アイクレオ・ほほえみ)

お子様のための災害時用の備えは何かしていますか?
特にまだ授乳が必要な月齢の赤ちゃんがいる家庭だと、赤ちゃん用の備えも大切ですよね。

停電してしまったりガスが止まってしまうと、調乳用のお湯も沸かすことが出来なくなってしまいます。
そんな時に役に立つのが「液体ミルク」です。

こちらの記事では、災害時はもちろん、普段のお出かけの際にも便利な「アイクレオ」と「ほほえみ」の2種類の液体ミルクと、哺乳瓶に移し替えなくてもすぐに飲ませてあげられる専用アタッチメントをそれぞれの良い点、気になる点を交えてご紹介します。

液体ミルクとは

乳児用液体ミルクとは、誕生から12か月までの乳児が母乳の代わりとして飲むことができるように液体状の栄養成分を調整されたミルクのこと。

2018年に厚生労働省が乳児用液体ミルクの規格基準を定めた改正省令を公布、施行されたことがきっかけになり、国内メーカーにおいても液体ミルクの製造・販売が可能となりました。

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粉や固形ミルクじゃだめなの?

液体ミルクをオススメする理由

液体ミルクがなぜ災害時の備えとして必要かというと、ガスや電気、水道が止まってしまった時に調乳用のお湯が用意できないからです。

大人用の防災セットを用意されていて、保存用のお水を備蓄されている方もいらっしゃるかと思いますが、電気とガスは復旧待ちとなってしまいます。赤ちゃんはミルクの回数も多いですし、我慢させることも難しいです。

液体ミルクなら、温めることは出来なくても、少なくともすぐ飲める状態にはなっていますので、用意してあるだけでとても安心できます。

お値段が少し高いので、ご自宅でのミルクをすべて液体ミルクにする必要はありませんが、災害時に備えて1週間分くらいは備蓄しておくと良いでしょう。

注意点としては、普段飲ませていないものをいきなりあげても飲まない可能性もあるので、日頃からたまに飲ませてあげて慣れさせておくと安心です。

また、災害時は、温めてあげられるかもわかりませんので、常温のミルクを受け入れてくれるかどうかも試しておくと良いと思います。

「アイクレオ」と「ほほえみ」であればメジャーブランドですので、粉か固形でどちらかを使われている方も多いと思います。同じブランドの液体ミルクであれば味は同じですので同じブランドの液体ミルクを用意してあげると安心です。

・突然だと飲まないこともありますので、たまに飲ませて慣れさせておきましょう
・普段飲んでいるものと同じブランドが安心です
・常温のミルクを飲んでくれるかどうかも確認しておきましょう

デメリットもある

一方、液体ミルクのデメリットもないわけではありません。

・価格が高め
・重たい、かさばる
・温かいミルクしか飲まない子だと飲んでくれない可能性がある

メリット、デメリットを理解した上で、災害時にお子様の命を守れるように各ご家庭で適切なものを用意しましょう。

販売されている液体ミルクの種類

2019年に江崎グリコが日本初の乳児用液体ミルク「アイクレオ赤ちゃんミルク」の販売を開始し、それに続いて明治が缶入りの「明治ほほえみ らくらくミルク」を販売。

2020年に雪印が液体ミルクに参入し、「ビーンスターク液体ミルクすこやかM1」を発売して、2021年現在では、江崎グリコ明治雪印の3社が販売を許可されています。

乳児用液体ミルクは育児負担の軽減だけでなく、災害時の救援物資としても注目を集めていて、自治体などでの備蓄が進み始めているようです。

2021年現在で販売されているのは3ブランド

・江崎グリコの「アイクレオ 赤ちゃんミルク」
・明治の「ほほえみ らくらくミルク」

・雪印の「ビーンスターク液体ミルクすこやかM1」

息子

ここでは「アイクレオ 赤ちゃんミルク」「ほほえみ らくらくミルク」をメインに紹介するよ

「アイクレオ」と「ほほえみ」比較

グリコと明治の比較

容量容器賞味期限価格
アイクレオ 赤ちゃんミルク125ml紙パック12ヶ月216円(税込)
ほほえみ らくらくミルク240ml6ヶ月232円(税込)

容量だけでみると「ほほえみ らくらくミルク」の方がお得感はありますが、生後3ヶ月ぐらいまでのお子さんだと飲む量が少ないので、残りを捨てるのがもったいないですよね。

逆に、飲む量が増えてくると「アイクレオ赤ちゃんミルク」だと足りなくて2パック必要になります。

でも、飲んでくれなければ意味がないので、出来れば事前に1つずつ買ってみて、お子さんが気にいる方を選んだ方が安心です。

選ぶ時は容量よりも、飲んでくれる方を選ぶのが鉄則!

専用アタッチメントについて

「アイクレオ 赤ちゃんミルク」と「ほほえみ らくらくミルク」には専用で使えるアタッチメントがあり、それを使うと、哺乳瓶に移し替えずにそのまま飲ませられるので大変便利です。

アイクレオ 赤ちゃんミルクのアタッチメント

「アイクレオ 赤ちゃんミルク」のアタッチメントは、乳首も一体になっていて紙パックに引っ掛けてそのまま飲ますタイプ。いつもの乳首が使えないので、硬さなどに違和感を感じてしまうお子さんがいるかもしれないというのは若干の懸念点です。
(グリコの公式アイテムではなく、chuchuというブランドが出している商品です)

<良い点>
・一体型で取り扱いが楽
・市販しているほとんどのベビー向け紙パック飲料に取り付け可能でミルク以外にも使える
・キャップがついているので持ち運びに便利

<気になる点>
・力の入れ具合や傾け具合で漏れる時がある

・いつもの乳首ではないので飲まない可能性がある

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ほほえみ らくらくミルクのアタッチメント

「ほほえみ らくらくミルク」のアタッチメントは、乳首と容器の間に挟むアダプターのようなもので、乳首はピジョンの「母乳実感」がそのまま使えます。普段から「母乳実感」を使用している家庭であれば違和感なく飲んでくると思います。

下の画像のクリーム色の部分がアタッチメントです。
緑色の部分はピジョンの「母乳実感」。そのまま付けられます。
(このアタッチメントのみでは購入できる、ミルクとのセット品の購入が必要です)

<良い点>
・ピジョンを使っているご家庭であればいつもの乳首がそのまま使える
・アイクレオのアタッチメントよりもしっかりハマるので漏れにくい

<気になる点>
・ちょっと重たい
・冬は容器が冷たくなるので少し気になる

明治 ほほえみ らくらくミルク 240ml(専用アタッチメント付き) 常温で飲める液体ミルク 【0ヵ月から】 ×6本 [0か月]

まとめ

いかがでしたでしょうか?
液体ミルクは常用するには少し割高ですが、災害時の備えとしては必須と言っていいかもしれません。
もしまだお子様用の備蓄を用意していないというパパがいましたら、ぜひママにも相談の上、用意しておきましょう。

・容量で選ばず、お子様が飲んでくれる方を選ぶ
・専用アタッチメントを用意すると哺乳瓶に移し替える手間がかからず便利
・乳首に違和感があると飲まなくなることがあるので、災害ではない時からたまに飲ませて慣らしておく

アイクレオ 赤ちゃんミルク 125ml×12本入り 常温で飲める液体ミルク ベビー用 【0ヵ月~1歳頃】

明治 ほほえみ らくらくミルク 240ml(専用アタッチメント付き) 常温で飲める液体ミルク 【0ヵ月から】 ×6本 [0か月]

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